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聴覚
イヌは聴覚も比較的鋭い。また可聴周波数は 40?47,000 Hz と、ヒトの 20?20,000 Hz に比べて高音域で広い。超音波の笛である犬笛(約30,000 Hz)は、この性質を利用したもの。聴力には、犬種による違いはほとんどみられない。
視覚
イヌの眼には、赤色に反応する錐状体の数が非常に少ないといわれ、明るいときには、赤色はほとんど見えていない可能性が高い。色の明暗は認識できるが、全色盲に近いと考えられている。信号機だけは識別できるとされていたが、実はこれも灯火の点灯順序と人間の動きを関連づけて倣っていたに過ぎない事が確認されている。ネコやキツネの瞳孔が縦長であるのに対し、イヌの瞳孔は収縮しても丸いままである。視覚は犬種によってかなり差があることが知られている。もっとも、最近の研究では、尿の同じ色の砂糖水は飲まないという実験結果が報告され、人間ほどではないものの、イヌも色彩を認識できるのではないかという説も唱えられるようになった。また、動体視力も優れているため、テレビ画像などはコマ送りにしか見えていない。
出産と成長
メスの発情周期は7?8か月だが、犬種により差がある。妊娠期間は50?70日。3?12子を一度に出産するため、乳房を左右に5対持っているのが一般的である。6-12か月で成犬の大きさになり、その後2?3か月で性的に成熟する。これはオオカミの2年に比べて早熟である。小型犬は成犬に達するのが早い分、性成熟も早い。
寿命
イヌは10歳になると老犬の域になり、12歳から20歳程度まで生きる。ただし犬種や生育環境によって異なり、基本的に大型犬の方が小型犬よりも短命である。また、いわゆる座敷犬(家屋内に飼われている犬)よりも、屋外で飼われている犬の方が、短命な傾向がある。一般的には、純血種よりも雑種の方が長命である。また、1年に人間で言うならば6歳程度年を取る。

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